以前ジャズマスターが欲しかったものの、なかなか機会に恵まれず…というのも私は左利きで、最初から左でギターを弾き始めたので、左利きギタリストあるあるとでもいうべきか、そもそもの弾数が少ない中、コレ!というギターに巡り合うのはなかなかの困難を伴います。
いろいろと物色している中で、アストロノーツ・ギターズさんでストラトタイプをワンマスター化するカスタマイズをされているのを見つけて、非常に私の琴線に触れるカッコよさに魅了され、某楽器店オリジナルブランドのストラトタイプの新品アウトレットを入手してカスタマイズをお願いしました。
今のところ家弾きやレコーディングでの使用が主で、あまり表立った出番がないこともあるので、化粧直しをしてみようという思いつきで、初のヘッド塗装を試みてみることにしました。
塗装剥がし
元々はメイプルのクリア塗装、マスキングをしてサンドペーパー600番から磨いて塗装剥がし。
※実は一度塗装に失敗して2度目の塗装剥がし笑。
下地処理
木工用プライマーで下地処理、これを使いました。その後1000番のサンドペーパーで磨き。この工程はちょっと適当。
本塗装
今回は黒で塗ることにしました。なぜなら前に他の塗装で使った黒スプレーが残っていたから笑。それもツヤ消しですが、後ほどクリアを塗るのでまあいいかと。
1度失敗したので2回目ですが、何とか、わりとキレイにできました。2日ほど、乾かしました。
残っていた、今回使用した塗料はこちらです。
クリア塗装
ここが問題で、どのぐらい吹きつければいいのかわからず、見事にゆず肌…が、後でなんとかする!の楽観的観測で、とにかくできるだけ厚めにしようと合計で10数回、日を分けて塗り、1週間ほど乾燥させました。
クリア塗装には、こちらを使いました。
ペーパーがけ
耐水ペーパー1000番から1500番まで慎重に水研ぎして、なんとか荒れを取り除けました。
コンパウンド・仕上げ
最後にコンパウンドで艶出し。細目→中細→極細、さらに液体コンパウンドまで、良い感じで艶が出ました。
こちらのコンパウンドも、前に車用に使っていたものを流用しました。
完成
初めての塗装、環境もままならない中でなかなか上手くはいきませんでしたが、なんとか完成しました。これをライブなどでお披露目する日はくるのか。
またやろうという気になるかどうかは分かりませんが笑、いい勉強になりました。